無線Wi-Fiのチャンネルとは?

この記事について 【無線Wi-Fiのチャンネルとは?】

無線Wi-Fiで使われる「チャンネル」という用語を分かりやすくまとめています。

・チャンネルとは?
・チャンネルの役割
・チャンネルボンディング(ワイドバンド)とは?
・チャンネルボンディング(ワイドバンド)のメリット・デメリット

 

チャンネルとは?

Wi-Fiにはチャンネル(またはチャネル)という用語がありますが、これは「周波数ごとに割り当てられている数字」のことです。

「2,401MHz~2,423MHz・・・」という周波数の表記では非常にわかりにくいためにチャンネル(数字)を割り当てています。
それにより設定を簡単にしたり、会話しやすいようにしています。

 

チャンネルの役割

チャンネルを変更することで、「電波干渉を回避」をすることができます。

 

2.4GHz帯では実質「4個」。5GHz帯では「19個」のチャンネルが用意されており、基本的にはWi-Fiルーターが自動でチョイスしてくれます。

接続状態が悪い場合は、手動でチャンネル変更することも可能です。

 

ここからはもう少し詳しく説明していきます。

 

<2.4GHz帯について>

2.4GHzをもう少しかみ砕いて、メガ(M)表記に変換しますと、「2,401MHz~2,495MHz」という感じになります。

この周波数をさらに細かく分けたものに対して「チャンネル」という番号を付与していくと下記の表のようになります。

2.4GHz帯チャンネル一覧表

そして上記の表で、1CH~5CHなどのように「周波数が重なっているチャンネル」は電波干渉を引き起こしてしまいますので、「どれか1つしか」使用することができません

つまり2.4GHz帯は「1CH」と「6CH」と「11CH」と「14CH」の4つが使用できます。

 

<5GHz帯について>

5GHz帯も同様にメガ(M)表記に変換すると、「5,180MHz~5,700MHz」を使用しています。

これも同様に周波数をこまかく分けたものに対して「チャンネル」という番号を付与していくと、下記の表のように、合計で「19個」のチャンネルを使用することができます。

また5GHz帯は、W52やW53のように周波数帯の「グループ名称」が付いています。

5GHz帯のチャンネル一覧表

 

チャンネルボンディング(ワイドバンド)について

そして5GHz帯は、となり同士のチャンネルを合体させて、「速度アップ」させることが可能です。

下記の表のように、通常1チャンネルで「20MHz」あるので、2つ合わせると「40MHz」となります。

これを行うことで、通信速度を2倍にすることができます。

チャンネルボンディング

 

同様に、40MHzのチャンネルを2つ合体させることで「80MHz」にすることができます。
最近ではWi-Fi6の登場で80MHzを2つ合体させ、「160MHz」まで速度を上げることが可能です。

 

<下記はIODATAのルーター設定画面例>

チャンネルボンディング説明

 

<チャンネルボンディング(ワイドバンド)のデメリット>

チャンネルボンディングは、速度アップになる反面、「電波干渉が起きやすくなる」というリスクがあります。

 

どういうことかというと、

上記で説明したとおり、この機能は「他のチャンネルを使う代わりに」速度を上げています。

 

たとえば5GHz帯で、1CHと2CHを合体させると「40MHz」の速度を出せますが、もともと干渉させないために使い分けていたチャンネルが一緒になってしまったことで、「周辺で使われている1CHと2CHから」電波干渉を受けてしまう可能性があります。

 

そして「160MHz」の設定で使用すると、8個のチャンネルを合体させることになるので、より電波干渉を受けやすくなります。

 

つまりチャンネルボンディングを使用する場合は、周辺の電波環境を確認することが大切になります。
通信の調子が悪い場合は、「40MHz」や「20MHz」に落としてみることも有効な手段です。

 

ちなみに合体すると使用できるチャンネルは下記のようになります。

チャンネルボンディング

 

まとめ

項目意味
チャンネルとは?周波数ごとに割り当てらている数字の事
チャンネルの役割とは?電波干渉を回避するため
2.4GHz帯で使用できるチャンネル数4個
5GHz帯で使用できるチャンネル数19個
チャンネルボンディング(ワイドバンド)とは?となりのチャンネルと合体させ、速度アップを行う機能
デメリット電波干渉が発生しやすい

 

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