【対処方法】OUTLOOKで「Either there is no default mail・・」と表示された時

ある日OUTLOOKを起動すると、このようなメッセージが表示されました。

OUTLOOK Either there is no default mail client or the current

 

「Either there is no default mail client or the current mail client cannot fulfill the messaging request. Please run Microsoft Outlook and set it as the default mail client.」と表記されています。

 

日本語に訳すと、

「デフォルトのメールクライアントがないか、現在のメールクライアントがメッセージング要求を満たすことができません。Microsoft Outlookを実行し、デフォルトのメールクライアントとして設定してください。」

という内容になります。

 

意味合い的には「Outlookを規定のアプリにしてください」というふうに解釈ができます。

 

とりあえず「OK」ボタンをクリックすれば、普通に使うことはできますが、毎回起動するたびにこの画面が表示されてしまいます。

 

そこで今回は、解決することができましたので、対処方法をまとめます。

 

対処

それでは対処方法を順番に記載していきます。

 

1.再起動

PCを再起動しましたが、これでは復旧しませんでした。

 

2.規定のアプリをoutlookに変更する

① 「スタート」→「設定」をクリックします。

windows10設定

 

② 「アプリ」をクリックします。

 

③  「既定のアプリ」をクリック→「メール」をクリックします。

既定のアプリ、メール

 

④ 「アプリを選ぶ」からOutlookをクリックします。

既定のアプリ、OUTLOOK

 

⑤ その後、Outlookを起動しなおして、症状が改善しているかを確認してください。

 

3.クイック修復

OFFICEのクイック修復を実行しました。
軽度な障害であれば、これで復旧できることがあります。

 

作業は5分程度で完了します。

 

① 「スタートメニュー」→「設定」をクリックします。

windows10設定

 

② 「アプリ」をクリックします。

 

③ スクロールし、Microsoft OFFICEを見つけます。「変更」ボタンをクリックします。

 

④ 「クイック修復」が選択されていることを確認し、「修復」ボタンをクリックします。

クイック修復画面

 

⑤ 「修復」ボタンをクリックします。

クイック修復

 

⑥ 「修復が完了しました」表示を確認し、「閉じる」ボタンをクリックします。

クイック修復完了

 

⑦ OUTLOOKを起動し、メッセージ表示が消えたかを確認してください。

 

4.オンライン修復

この作業は2時間ほどかかる場合がありますので、時間に余裕がない場合はスキップしてください。

 

① 「クイック修復」の③までは同様の手順となります。

 

② 「オンライン修復」が選択されていることを確認し、「修復」ボタンをクリックします。

オンライン修復

 

③ OUTLOOKを起動しなおし、症状が発生するかを確認します。

 

5.アドインをOFFにする

OUTLOOKにはいくつかのアドイン機能が入っていますので、一旦OFFにします。
それで解消すれば、対象のアドインが原因となります。

 

私が対応した中では、「ESET Outlook ADD-in」のチェックを外すことで症状が治まるケースが多いです。

 

① 「ファイル」→「オプション」をクリックします。

 

② 「アドイン」→「設定」をクリックします。

outlookアドイン

 

③ アドインがチェックされている項目を控えておきます。※スクリーンショットなど
その後、チェックを外し、「OK」ボタンをクリックします。
※チェックを外すことでアドイン機能が使用できなくなりますので、ご注意下さい。

 

④ OUTLOOKを再起動し、症状が治まるかを確認します。
その場合アドインを順次チェックを入れ、原因を特定します。

 

6.OFFICEの再インストール

OFFICEをアンインストールすると情報が消去されますので、下記のバックアップを取っておきましょう。

  • メールアカウント情報
  • アドレス帳のエクスポート
  • 受信メールのエクスポート
  • 送信済アイテム(メール)のエクスポート

 

バックアップを取得したら、アンインストールする前に「OFFICEがダウンロードできるか」を必ず確認しておきましょう。office2019などの買い切り版は、Microsoftにサインインしてダウンロードする必要があります。
https://www.office.com/

 

では、OFFICEのアンインストールの手順です。

① 「スタートメニュー」→「設定」をクリックします。

windows10設定

 

② 「アプリ」をクリックします。

 

③ お使いのMicrosoft officeをクリック→「アンインストール」→「アンインストール」をクリックします。

offeiceのアンインストール

 

④ ウィザードに従い、アンインストールを実行します。

 

⑤ アンインストールが完了したら、OFFICEをインストールします。

 

下記に買い切り版のインストール手順をまとめていますので参考にしてください。
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まとめ

対応方法
再起動を行う
既定のアプリを設定する
クイック修復
オンライン修復
アドインをOFFにする
OFFICEの再インストール

 

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