BUFFALO NAS Linkstation LS210Dをレビュー!

この記事について
【Buffalo NAS Linkstation LS210Dをレビュー!】

今回は、家庭用でも中小企業でも非常によく使われているBuffalo製のLS210Dをレビューします。

購入前の検討になれば幸いです。

 

・優れている点
・注意しておく点
・どんな機能があるか

 

レビューする商品

 

① 値段が非常に安価

なんと言っても、BuffaloのLinkstationはネットワークHDD業界内でトップクラスで安価です。  

 

特にすごいところは、安かろう悪かろうではないところです。

 

もちろん各部品は、安く抑えているところはありますが、NASで一番重要なポイントである「データの消失を防ぐ機能」が盛り込まれています。

 

安くて大事な点がしっかりと抑えられていれば言うことないですよね。  

 

② 定期バックアップ機能について

  1. 定期バックアップとは?
  2. バックアップ時に分かりやすいフォルダを作ってくれる
  3. 「いつ」バックアップするかを決めれる
  4. バックアップ方式が揃っている

 

定期バックアップとは?

定期的に外部HDDにバックアップを保存することができます。  

 

NASは「壊れた時にデータ回復ができることが一番重要」となりますが、バックアップが取れていれば、装置が壊れてもデータ復旧ができます。

 

Linkstation LS210は、USB接続した外付けHDDにバックアップを取ることができます。 毎日でも1週間ごとでもバックアップスケジュールを組むことが可能です。
 

バックアップスケジュールを設定した後は、ちゃんとデータがバックアップされているかを確認すれば大丈夫です。

 

バックアップ時に分かりやすいフォルダを作ってくれる

バックアップ先である外付けHDDの中に分かりやすいフォルダを自動でつくってくれます。  

 

外付けHDD内のルートフォルダ(一番上の階層のフォルダ)に「backup」という名前のフォルダを自動で生成してくれます。「それだけ?」と思うかもしれませんが、機種によってはフォルダを作ってくれないものもあります。 
LS210 バックアップフォルダーを作成してくれる

 

フォルダ生成されないと、バックアップファイルが乱雑に保管されてしまいます。 そうなると管理が難しくなりますね。  

 

「いつ」バックアップするかを決めれる

バックアップスケジュールの日程「毎日」「毎週」「第一」「毎月」のように細かく設定することができます。

LS210バックアップスケジュール

 

万が一NASが壊れたら定期バックアップデータから戻すことになりますので、どのタイミングでバックアップを取っておくのが良いかを考えて設定しましょう。  

 

バックアップ方式が揃っている

バックアップ方式にも種類があります。LS210Dは安価にも関わらずバックアップ方式を選ぶことが出来ます。

 

指定したフォルダ内を全てバックアップします。
「前回」のバックアップから変更のあったファイルをバックアップします。
「初回」のバックアップから変更のあったファイルをバックアップします。
 
LS210バックアップ方式の種類

 

③ アクセス権設定ができる

  1. アクセス権とは?
  2. アクセス権のメリット
  3. アクセス権のデメリット

 

アクセス権とは?

指定したユーザーしかフォルダ内をアクセスできないようにする機能を「アクセス権」と言います。 他の人に見られたくない場合に利用できます。  

 

例えば、アクセスを許可していないユーザーがフォルダを開こうとすると、下記のようにユーザー名・パスワードの入力を求めることが出来ます。 

LS210アクセス権の設定

 

アクセス権のメリット

  • 見せたい人にだけアクセス許可できる。
  • 設定がかんたん。

 

アクセス権のデメリット

アクセス権は「どのユーザーが」「どのフォルダに」アクセスを許可しているかを「管理する」必要があります。  

 

これを怠ると、大切なデータにアクセスできなくなるという事故もおきやすくなります。

 

④ その他の付加サービスが充実している

基本機能に加えて、付加サービスが充実しています。

  1. メディアサーバー機能
  2. WebAccess機能
  3. データ復旧サービス

 

メディアサーバー機能

NASにある動画・音楽をテレビ、オーディオに出力できる機能があります。 例えば、子供の写真や動画を自宅の大きいテレビで見たり、複数のテレビで見ることができます。

 

<注意点> LS210Dには、DLNAのガイドラインに準拠したDLNAサーバー機能を搭載していますので、DLNAに対応した機器であれば、テレビやオーディオに出力が可能となります。

 

WebAccess機能

外からアクセスできる機能となります。 非常に便利な機能となりますが、メリット・デメリットを理解して使用しましょう。

 

メリット

  • 外でパソコンを紛失してもNAS内のデータは漏洩しない。
  • パソコンの容量を食わない

 

デメリット

  • 最初の設定に手間がかかる
  • 通信料が発生する
  • アクセスに時間がかかる

 

データ復旧サービス

機械が壊れてしまうと、データが取り出せなくなることがあります。 それをメーカーが復旧してくれるというサービスです。

 

バックアップを取っていれば良いのですが、うまく取れていなかったり、取っていない場合はこのサービスを利用して、データを取り出してもらいます。

 

データ復旧サービスのメリット

  • 大事なデータを復旧できる可能性がある
  • Baffaloメーカーブランドが対応するので、安心できる

 

データ復旧サービスのデメリット

  • 料金が高くなることがある
  • 時間がかかる
  • 必ずしも復旧出来ないことがある

 

まとめ

項番項目説明
価格非常に安価
バックアップ機能・定期バックアップが可能
・バックアップフォルダを自動生成してくれる
・いつバックアップするかを詳細に決めることが出来る
・バックアップ方式が充実している
アクセス権・フォルダにアクセス権を設定できる
その他の付加機能が充実・メディアサーバー機能
・WebAccess機能
・データー復旧サービス

 

ご紹介した商品について

 

みなさんはNASの選び方はご存じでしょうか?

 

安いだけではなく「故障させにくい」「データを確保しておく」という点も非常に大切です。

 

下記の記事で「選び方」をまとめていますので、ご覧ください。
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